鶏むね肉を柔らかくて噛みやすくするための切り方
ネットやレシピ本では省略されている切り方のポイントを紹介します
鶏むね肉を皮目を下にして置き
青い線のところで3等分にカット
Aのブロックを赤い線のように繊維に対して垂直にそぎ切りする
Bのブロックも同様で赤い線のように繊維に垂直にカット
問題はCのブロックです
繊維が入り組んでいて分かり辛い上身が少なく筋も多いので切り方によっては
バラバラになることがあります
そこでCのブロックは最初に3等分にカットした切断面が上になるように仰向けに置いて繊維の方向を確認
残りの部分は筋が入っているので取り除いて繊維に対して垂直にカット
“繊維に垂直”としつこく言ってしまいましたが絶対に90°の直角でなければ
いけないわけではありません
要は繊維を断ち切れば柔らかくて噛みやすくなるということです
例えるなら“ホタテの貝柱”のような構造でしょうか
繊維に垂直とは逆に、繊維に沿ってカットする方法もあります
まず、観音開きにして厚さを均等に(薄く)してから繊維に沿ってカットします
繊維に沿って切った鶏むね肉はパサパサ感のない“プリプリした食感”になります
「woody breast ウッディブレスト」をご存じですか?
切り方に工夫してもどうやってもダメな場合ってありませんか?
焼きすぎて固いとかパサパサするのとはまた違う、“ゴリゴリ”とか“ジャキジャキ”という完全に別物の嫌な食感・・・
それは「ウッディブレスト」を購入した可能性があります
じ~
購入時こういう鶏胸肉を避けるポイント
- 小さめの胸肉を選ぶ
- 胸肉の厚い部分に白い筋が見えていないものを選ぶ
過去2回くらいこの「ウッディブレスト」に当たったことがあります
当たったといっても健康被害が出た訳では無いのでご安心を!
振り返ってみると「大きくてお得~」と欲張ってひと際大きいサイズの胸肉を
購入した時だった気がします