“汚れ芸人”と言えば今は亡きダチョウ俱楽部の上島竜兵さん
ある時私は何かで悩んでいました
ふとテレビを見ると上島さんがいつものように体を張って一所懸命に醜態を晒していました
爆破かなんかされた直後ぼろぼろな状態の上島さんがカメラに向かって一言
「よろこんで
いただけましたでしょうか?」
私はこれに感動したのです
当時何かで「恥をかいた」と悩んで落ち込んでいたと思うのですが上島さんが「恥」の概念を根本から変えてくれました
物書きにとって「恥を掻く」は「恥を描く」
己の描いた「恥」は自分の作品!醜態を人目に晒したのではなく皆に披露したまで
“この世は私の披露宴会場”と思えるようになったのです
些か単純ですが色々悩んでる若い方、考え方を少し変えれば結構楽になるものです
周りから「ぼろぼろな駝鳥ぢゃないか」と思われてもいいぢゃないか「これで飯食ってんだ」って何かカッコイイ