真ん中がぱかっと割れてまぁるく膨らむマフィンを作るには?
色々な形がありますがこういうのが私の理想です
試行錯誤の上たどり着いた(大袈裟ですが)方法を紹介します
重要なことは?
それぞれの型にあった丁度良い生地の分量があるのでそれを見つければ理想の形に仕上げられます 難しいのは型の容積だけではなく高さや表面積などの形状によっても丁度良い分量が違ってくるところです。今回のレシピはその一例です。
ではどうすればよいかというと・・・解決策
今回使用した型とオーブンペーパーです
この型の大きさに対して
オーブンペーパーは11×11センチで用意し型から上にはみ出すように敷き入れる
ブリキのマフィン型には1ヶ38~39g マフィンカップミニには1ヶ28~30gの生地を入れて焼くと横に溢れず縦に膨らんでてっぺんがぱかっと割れて希望通りのカタチになりました
オーブンペーパーカップの作り方です
オーブンペーパーは30センチ巾のものが多いのですが頻繁に使用される方は33センチ巾がおすすめです白と未漂白という薄茶のタイプがありどちらかはお好みですが未漂白の方がちょっとオシャレかと
お待たせしました レシピです
使用したブリキの型に生地を38~39g均等に入れると60g弱余ります
マフィン生地はすぐに焼いた方がいいので残りはマフィンカップミニに1ヶ28~30g入れブリキの型と一緒に焼きました
因みにマフィンカップミニはどこの100均でも売ってる見るからに小さい紙製のカップです
形にこだわったマフィンのレシピ
6
個分2個
マフィン型6個とマフィンカップミニで2個出来る分量です
材料
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 4g
バター 50g
全卵 50g(小サイズで約1個分)
牛乳 50g
グラニュー糖 40g
ハチミツ 8g(大さじ1/2弱)
塩 1つまみ
バニラオイル 5~6滴
- 準備
バター 卵 牛乳は常温に戻しておく
マフィン型にオーブンペーパーを敷き入れておく
作り方
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう
- ボウルにバターを入れクリーム状になるまで混ぜる
グラニュー糖を加え白っぽくなるまで混ぜハチミツも加える - 卵を複数回に分けて加える
ここが一番のポイント!バターと卵を分離させないように
「ボウルの中のバターをざっくりと区画分けして手前の区画に卵を少量入れてよく混ぜて
から全体に混ぜ、乳化してから次の卵を入れる」を繰り返す
※この時卵が冷たいと分離の恐れあり(15℃~20℃位がベスト) - (卵が残り僅かの頃)飽和状態で分離しそうになったらベーキングパウダーと合わせてふるっておいた薄力粉から大さじ1杯程度を加える
その後残りの卵を加えざっと混ぜ塩、バニラオイルを加える - ここからはゴムベラに変えて分離しないうちに急いで粉類の1/3量を加えさっくり混ぜる
- 粉気が残っているうちに牛乳の1/2量を加えて混ぜる
- 粉類の1/3を加えてさっくり混ぜる
- 牛乳の1/2量を加えて混ぜる
- 粉類の1/3量(残り全部)加えて混ぜる
- 焼き方
- 生地を絞り袋に入れる
- オーブンペーパーカップを敷いた型をキッチンスケールにのせ計量しながら生地を入れる
1ヶあたり38~39g マフィンカップミニは28~30g位
入れ終わったら10センチ位上からストンと落として空気抜きと表面を平にする - 170℃位に余熱したオーブンを25分にセットし15~20分して「膨らんでトップが割れてそれ以上は見た目が変化しない状態」になったら180℃で7~8分焼いて表面に焼き色を付ける
メモ
- マフィン型にオーブンペーパーを敷き入れてそのままキッチンスケールに乗せます
生地は絞り袋に入れ計量しながら入れると同じ大きさに出来上がります マドレーヌのレシピ参照 - 当レシピで最後に温度を上げるのは生焼けのまま表面だけが焼き固まらないよう低めで焼いているため膨らんだ後あまり色がついていなかったからです。もし焼き色がついているなら温度を上げる必要はありません
私が使っている「ブリキのマフィン型」です一般的な物より小さめな所が気に入っています
富澤商店さんの「微粒子グラニュー糖」は品質もコスパもよくておすすめです